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ルアーフィッシングとは?

投稿日:2021年11月5日 / 更新日:2021年12月9日

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今回は、ルアーフィッシングについての歴史や由来など、解説していきたいと思います。ルアーフィッシングのジャンルや釣り方などについてもご説明できればと思っております。

目次

ルアーフィッシングの定義

ルアーとは?

まるで本物の餌かのように、模した擬似餌に針がついたモノをルアーと言います。

ルアーは、大きく分けて「ハードルアー」、「ソフトルアー」2種類になります。

ハードルアーについては、プラスチック、ウッド、金属といった硬い素材で作られたルアーの総称です。主にプラグなどがハードルアーになります。

次に、ソフトルアーは、合成樹脂やラバーなどでできた、柔らかいルアーの総称です。ソフトベイト、ワームとも呼ばれます。

ルアーフィッシングとは?

ブラックバスなどの魚に対して、ルアーをチラつかせ、本物の餌であるかのように操り、魚を釣るといった手法の釣りになります。スポーツ感覚で、海、淡水を問わず、若い人から大人まで、幅広い層で楽しまれています。

また、ルアーフィッシングは、スポーツフィッシングとも、言われることも多く、ゲーム性の高い、釣り方になります。いかに、魚の特性や生態、習性などを理解した上で、季節、水温、普段から食べているエサに近づけるなど、試行錯誤して魚を釣ることがルアーフィッシングの醍醐味になります。その日の状況に合わせて、ルアーを選択し、釣れたではなく、釣ったという感覚が魅力です。

なかなか、魚が釣れなくでも、正解に辿りついた時の一匹は、格別です。

ルアーフィッシングの歴史

諸説によると、湖で食事をしている時に、誤ってスプーンを落してしまい、その沈んでいくスプーンに魚が反応したというのがルアーフィッシングのルーツとされています。

世界中の各国で、古くから釣りという文化があり、擬似餌を使って魚を釣るという釣り方は存在していたみたいです。

日本では、イカを釣る時の疑似餌の餌木(エギ)が最も古いと言われ、江戸時代頃から漁で使用するための漁具としての、歴史があります。

また、ヨーロッパでは、フライフィッシングの発祥地でもあり、トラウトフィッシングがとてもメジャーな国です。もちろん、ルアーフィッシングも盛んな国です。釣りメーカーでは、ラパラやアブなどが有名です。

そして、「キャッチアンドリリース」という概念が生まれたのも、とても有名な話です。魚を大切に扱い、数ある資源を大切にして、未来のために魚をリリースします。

この辺りから、ゲームフィッシングとして魚を釣って楽しむ魅力が広まったのではないかと思います。

さらに、アメリカではバスフィッシングが親しまれているメジャーな国です。

バスフィッシングの本場が、アメリカで「バスボート」が生まれたのもアメリカです。また、レーシングボートの世界でも歴史があり、そのボートにエレキをつけて釣りをし易くカスタマイズされ、進化し続けて、現在のバスボートというジャンルのフィッシングボートがあります。

アメリカでは、バスフィッシングは、スポーツフィッシングとして確立されており、「釣り=バスフィッシング」といった様子で、人々から身近な遊びとして親しまれています。

新たに釣りブームの再来!

ここ最近では、アウトドア全般に若者から家族連れまで、様々な年代層の人々に人気があります。キャンプや釣りなど、人との接触を避けて、人の少ない場所で楽しめる趣味が、空前のブームになりつつあります。海の岸からの釣り場へと足を運ばせると、その人気ぶりには驚かされます。

また、その一方で、危惧されていることは、マナーの悪さによる、釣り場の減少です。釣り人による、ゴミのポイ捨てや車の駐車マナー違反などが目立ってくると、周辺住民よる、苦情により釣り禁止になるフィールドも少なくありません。

一度、釣り禁止になったような場所が、元に戻ることは、まずないでしょう。

多くの釣り人が、マナーを守り、クリーンな釣り場を保ち、マナーアップ活動をしていても、一部のマナーの悪い釣り人により、イメージが悪くなることもあります。一人一人が、マナーやモラルについて考えて、気持ちよく釣りを楽しめる環境を未来に繋いでいくためにも、行動していきましょう。

その一方で、最近では、釣り人によるマナーアップ活動も定期的に行われております。ゴミ拾い活動や、稚魚の放流など行政や漁協などと一緒になって、フィールドを守っていこうとする活動です。多くの方々で、協力して釣り場を守っていきましょう。

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